Galaxy シリーズを中心としたAndroidのカスタマイズの覚書です。
現在のメイン機種はGalaxy Note 9(グローバル版)。
10年目を迎え、古い投稿を整理・改訂しました。
カスタマイズのまとめ(リンク集)はこちらです。

2020/03/26

Galaxy Note 9のNetwork Settingメニューの開き方


SIMフリー端末で、キャリアを変更したり、海外で現地のSIMを使用したりする時に、使用するバンドを強制的に設定したいことがあります。

キャリアが販売するモデルの中には、それぞれのキャリアが定めるSecret Codeを電話アプリのダイアルパッドに入力することでNetwork Settingメニューを開くことが出来る機種もありますが、グローバル版の場合は、該当するアクティビティを直接呼び出してNetwork Settingメニューを開きます。

Network Settingメニューのアクティビティの呼び出し方には色々ありますが、今回は、QuickShortcut Makerを使う方法と、Taskerを使う方法をご紹介します。

QuickShortcut Makerを使ってNetwork Settingメニューを開く方法

1) QuickShortcut Makerを起動し、[アクティビティ]で"通話設定"を検索します。


2) "通話設定"をクリックしてリスト表示にし、下記を選択してクリックします。通常は"通話設定"の一番下にあると思います。


3) "起動"をクリックすると、Network Settingメニューが開きます。


QuickShortcutMaker
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.sika524.android.quickshortcut

Taskerを使ってNetwork Settingメニューを開く方法

1) Taskerのタスク編集画面で、アクション追加ボタン(+)をクリックして、[アプリ][アプリ起動]を選択します。


2) [全て]を選択し、画面をスクロールし、[通話設定]を長押して、表示されるリストの中から[hiddennetworksetting.MainActivity]を選択します。


3) アクション編集画面に下記のように追加されますので、タスク編集画面に戻り、▶ボタンをクリックするとNetwork Settingメニューが開きます。 必要に応じてアプリ化してください。


Tasker
https://play.google.com/store/apps/details?id=net.dinglisch.android.taskerm

Network Settingメニューについて

起動時には、NETWORK MODE(GSM/WCDMA/LTE)の選択メニューが表示されます。


左上の三本線のアイコンをクリックすると、選択メニューが表示され、[Band Selection]に入れます。


5G端末ではないので、[5G MSTC]を選択しても、空の画面が表示されます。



2020/02/23

TWRPを使わずにMagiskのみでroot化する


Android 10では、カスタムリカバリ(TWRP等)を使用してroot化するとPINや顔認証等のセキュリティ機能やGalaxy Account、Galaxy Store、端末リモート追跡等々の機能が使えなくなりますので、ファームウェアのアップデイトが配布されたのを機に、TWRPを使わずにMagiskのみでroot化してみました。

Magiskでパッチを当てたファームウェアをOdinから焼きます。

注意事項

1) root化の手順を誤ると端末が起動しなくなる可能性があります。ROM焼きの知識があり問題発生時に修復出来る方以外には推奨しません。

2) root化するとSamsung PassやKNOX等の一部の機能が使えなくなります。

2) root化の過程でファクトリーリセットを行いますので、端末内のデータが全て消去されます。予めSmart Switch等でバックアップをとっておきます。

準備するもの

下記3点を事前に用意しておきます。

1) 公式ファームウェア
2) Magisk ManagerのAPK
3) Odin

公式ファームウェアはSamfirmを使って最新のファームウェアをダウンロードしました。

SamFirm
https://forum.xda-developers.com/galaxy-tab-s/general/tool-samfirm-samsung-firmware-t2988647

(参考)Galaxyシリーズのroot化後のファームウェアの更新について
https://galaxy-shw-m110s.blogspot.com/2018/12/galaxyroot.html

Magisk ManagerのAPKは下記からダウンロードしました。

Magisk
https://forum.xda-developers.com/apps/magisk/official-magisk-v7-universal-systemless-t3473445

Odinは3.14.1以降が推奨されています。

odin 3.14
https://forum.xda-developers.com/android/general/odin3v3-14-1-khawajagsm-t4006301

root化手順

1) OEMロックの解除とUSBデバックの有効化

開発者オプションを有効にして、OEMロックを解除し、USBデバックを有効化します。

OEMロックを解除すると、端末がファクトリーリセットされ、端末内のデータが全て消去されます。

詳細手順については下記を参照してください。

(参考)Galaxy Note9(SM-N960F/DS, Android 10)のroot化
https://galaxy-shw-m110s.blogspot.com/2020/01/galaxy-note9sm-n960fds-android-10root.html


2) AP tarファイルとMagisk ManagerのAPKを端末に転送する

PCにダウンロードしたファームウェア(ZIPファイル)を解凍します。

ファームウェアに含まれるファイルについては下記を参照してください。

(参考Galaxyシリーズのroot化後のファームウェアの更新について)
https://galaxy-shw-m110s.blogspot.com/2018/12/galaxyroot.html

解凍したファームウェアの中の"AP tar"ファイルを端末に転送します。

AP tarファイルは、通常、"AP_[モデル名].tar.md5"というファイル名です。

Magisk ManagerのAPKも端末に転送し、インストールしておきます。


3) Magisk Managerで"AP tar"ファイルにパッチを当てる

Magisk Managerを起動し、[Magisk]の[インストール]ボタンをクリックすると、方法の選択メニューが表示されますので、[Select and Patch a File]を選択し、転送しておいたAP tarファイルを選択してパッチを当てます。


↑画面キャプチャを撮り忘れたので、左側の画面では既にMagiskが導入された状態になってますがご容赦ください。

パッチを当てたファイルは端末本体の"Download"フォルダに"magisk_patched.tar"というファイル名で保存されますので、このファイルをPC側に転送しておきます。


4) Odinでファームウェアを焼く

端末の電源を切り、ボリュームダウンキーとBixbyキーを押しながらUSBケーブルを挿し、ボリューアップキーを1回押してダウンロードモードに入ります。

PC側でOdinを起動し、メニューの"Options"の"Auto Reboot"のクリックを外します。

PCに転送したmagisk_patched.tarをAPにセットし、AP以外のBL、CP、CSCには、ファームウェアを解凍して出てきた該当ファイルをセットします。


BL : BL_[モデル名].tar.md5
AP : magisk_patched.tar
CP : CP_[モデル名].tar.md5
CSC : CSC_[モデル名].tar.md5

"CSC"には"HOME_[モデル名].tar.md5"をセットしてもよいのですが、後程、再度ファクトリーリセットをしますので、"HOME..."にしても意味はありません。

"CSC..."と"HOME..."の違いについては下記を参照してください。

(参考Galaxyシリーズのroot化後のファームウェアの更新について)
https://galaxy-shw-m110s.blogspot.com/2018/12/galaxyroot.html

"USERDATA"は空欄のままで構いません。

上記4ファイルをセットしたら、[スタート]を押してROM焼きをします。

ここで、APだけをセットして[スタート]を押すとシステムが正しく焼けませんので気をつけてください。


5) リカバリを起動してファクトリーリセットする

電源キーとボリュームダウンキーを同時に7秒間押し続けると端末が再起動しますので、画面が消えたら、直ぐに(端末が立ち上がらないうちに)、ボリュームアップキーとBixbyキーと電源キーを同時に長押ししてリカバリーモードで立ち上げます。


ボリュームキーを操作して"Wipe data/factory reset"を選択し、電源キーで確定させてファクトリーリセットし、"Reboot sytem now"を選択して端末を再起動します。

この状態でMagiskは既にインストールされていますので、Mgisk Managerを再インストールして、確認します。


最後に、端末の設定をして、バックアップからリストアします。



2020/02/22

Google Playの国別ダウンロード制限を回避する方法(APK Downloader)


海外で現地のSIMを使っていると、同じGoogle IDでも、Google Playから日本国内専用のアプリがダウンロード出来なくなってしまいます。

逆に、海外専用のアプリも日本国内からダウンロード出来ない場合があります。

そうした場合の対処方法の覚書です。

更新されたアプリに不具合があって古いーバージョンが欲しい際にも役立ちます。

PCでの操作になります。

1)以下のページから、APK Downloaderの拡張機能をChromeに追加します。同じ名前の拡張機能がありますので、提供元をよく確認してください。

APK Downloader
https://chrome.google.com/webstore/detail/apk-downloader-for-google/idkigghdjmipnppaeahkpcoaiphjdccm/related?utm_source=chrome-ntp-icon


2)Chromeのアドレス・検索バーの右にあるAPK Downloaderアイコンをクリックします。


↑右端がAPK Downloaderのアイコン

3)APK Downloaderの[アプリの名前またはパッケージ]にダウンロードしたいアプリのアプリ名かパッケージ名を入力します。


ここでは、Google PlayやGalaxy Storeでの配布が終了してしまったSamsung標準の名刺認識アプリ(SnapBizCard)のパッケージ名を入力してみました。

画面上部の設定項目は全て"Default"のままで構いません。

4)[をダウンロード]ボタンをクリックすると、該当するアプリが表示されます。


5)[APKをダウンロード]をクリックするとAPK一覧が表示されます。


6)ダウンロードしたいAPKを選択してクリックすると、APKファイルをダウンロード出来ます。







2020/02/20

APK Updater2でアプリの更新の有無を調べて更新する


Android 10のGalaxyシリーズをカスタムリカバリ(TWRP)を使ってroot化すると、Galaxyアカウントが使えなくなり、Galaxy Storeでの更新確認とアプリの自動更新が出来なくなりますので、代替案としてAPK Updater2を導入してみました。

野良アプリの更新の有無の確認と更新にも使用出来ます。

APK Updater2導入の背景
Android 10のGalaxyシリーズをTWRPを使ってroot化すると、Galaxyアカウントへのサインインがエラーになってしまい、Galaxyアカウントが使えなくなってしまいます。

その状態でGalaxy Storeを起動すると、更新可能なアプリの数は表示されますが、アプリ名を確認しようとすると、Galaxyアカウントへのサインインを求められ、IDとパスワードを入力しても繰り返しサインインを求められ、先に進みません。



このため、Galaxy Storeで更新が配布されているアプリを確認したり、アプリを自動更新することが出来ません。

Galaxyアカウントにサインイン出来なくても、更新が配布されているアプリが判れば、Galaxy Storeで検索して更新することは出来ますし、各アプリの設定メニュー内のバージョン確認画面から更新することも出来るのですが、更新可能なアプリ名が判らないとそれも出来ませんので、代替として、APKUpdater2を導入してみました。

[APP][4.0.3+][GPLv3] APKUpdater 2 - Get Updates for your Apps!
https://forum.xda-developers.com/android/apps-games/app-apkupdater-t3444517

APK Updater2の設定例

1)"Setting"タブ



Update Sources - Google Play

Google Playからインストールしたアプリについては、Google Playで自動Update出来ますので、対象外としています。

Apps - Exclude System Apps

システムアプリもGalaxy Storeで更新が配布されることがあるのですが、この項目を無効にすると、膨大な数のアプリが"Updates"タブに表示されてしまいますので、有効にしています。

Apps - Exclude Disabled Apps

無効にしているアプリについては更新の確認や更新をする必要はありませんので、この項目は有効にしています。

Apps - Exclude Apps installed by an App Store

Change Logを見ると、ここで言う"App Store"とはPlay StoreとAmazonのことらしいのですが、この項目と"Update Sources - Google Play"の違いがよく判りません。いずれにせよ、Play StoreとAmazonは除外しても問題ないので、この項目は有効にしています。

Update Options

互換性のないアプリ等は使用していませんので、この項目内は全て有効にしています。

Root - Root Install

試してみたところ、この項目を有効にすると、"不明なアプリをインストール"する権限をAPK Updater2に与えなくても、root権限を使ってアプリをインストール出来るようです。この項目を無効にしていても、"不明なアプリをインストール"する権限をAPK Updater2に与えれば、APK Updater2からアプリをインストール出来ます。

2)"Apps"タブ


"Update Sources - Google Play"を無効にし、"Apps - Exclude Apps installed by an App Store"を有効にしていても、このタブにGoogle Playからインストールしたアプリの一部が表示されてしまいますので、そうしたアプリは"IGNORE"をクリックしてリストの最下部に移動させています。(表示もグレーアウトされます。)

また、自作アプリも同様に"IGNORE"にしています。

APK Updater2の使い方

"Updates"タブに更新があるアプリが表示されますので、更新したいアプリは"INSTALL"をクリックして更新します。更新の仕方は上記"Root - Root Install"項目の設定によって異なりますが、どちらの場合も簡単に更新出来ます。


但し、Beta版や互換性のないバージョンも表示されますので、よく確認してから更新する必要があります。

一番安全なのは、ここで表示されたアプリをGalaxy Storeで検索し、更新があればGalaxy Storeから更新する方法です。

野良アプリについても、それぞれの配布サイトを確認し、そちらからダウンロードしたAPKをインストールするのが安全です。



システムの改竄やカスタマイズには端末が起動しなくなったり保証の対象外となるリスクが伴います。自己責任にてお願い致します。