Galaxy シリーズを中心としたAndroidのカスタマイズの覚書です。
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2011/04/12

Androidのアカウントとメールアドレス


Androidは「アカウント」としてGmailのメールアドレスを使いますが、メールアドレスを変えたくなった時にAndroidを初期化するのは面倒ですし、メールアドレスを変更するとクラウドにあるGoogleのサービスのデータの引き継ぎに手間が掛かります。

また、Androidで「アカウント」として使っているメールアドレスは、プライベートなデータに直結しますので、外部に公開したくないというケースもあるでしょう。

AndroidのGmailアプリでは、複数のGmailアドレスを利用し易くなっていて、外部公開用のメールアドレスを別に用意しておくと便利ですので、設定例と設定方法をご紹介します。
自動転送設定
PC上で外部公開用のGmailの受信一覧を開き、画面の右上の[設定]をクリックします。

[設定][メール転送とPOP/IMAP][転送]で[転送先アドレスを追加]をクリックします、


表示されたボックスに、転送先のメールアドレス(=Androidの「アカウント」で使用しているGmailアドレス)を入力して[次へ]をクリックします。


転送先のメールアドレスに確認コードが発信されますので、そのコードを確認欄にインプットすれば転送先の登録は完了です。

この時点では、登録されただけで、設定はされていませんので、次に、登録したアドレスを転送先に設定します。

プルダウンメニューから転送先としてAndroidの「アカウント」で使用しているGmailアドレスを選択し、[Gmailのメールを削除する]にして、[変更を保存]します。


これで自動転送が有効になります。
発信用メールアドレスの設定
PC上でAndroidの「アカウント」で使用しているGmailの受信一覧を開き[設定]をクリックします。

[設定][アカウントとインポート][名前]で[別のアドレスからメッセージを送信]をクリックします。


表示されるボックスに[名前(表示名)]と[メールアドレス(=外部公開用メールアドレス)]を入力します。


[次のステップ][確認メールの送信]をクリックすると、確認コードの入力ボックスが表示され、確認メールが外部公開用メールアドレスに送信されます。

確認メールを受信したら、メールに記載されている確認コードを上記入力ボックスに入力するか、確認用メールのリンクをクリックして、画面の指示に従い確認します。

すると、Androidの「アカウント」で使用しているメールの[設定][アカウントとインポート][名前]の部分に外部公開用メールアドレスが表示されますので、その右の[デフォルトに設定]をクリックします。

[メッセージの受信時]では[常にデフォルトのアドレスから返信する]を選択しておきます。


運用
上記の様に設定すると、AndroidのGmailアプリでメール作成や返信をする際に、送信者のメールアドレスのデフォルトが、Androidの「アカウント」で使用しているメールアドレスではなく、外部公開用のメールアドレスになります。

外部公開用メールアドレスから発信されても、発信履歴はGmailアプリの[送信済みメール]に表示されますし、連絡先から宛先を選択してメールを発信する際も、外部公開用メールアドレスで発信出来ます。

Androidの「アカウント」で使用しているメールアドレスから送信したい場合は、メール作成画面の送信メールアドレス欄の右端をタップすれば、Androidの「アカウント」で使用しているメールアドレスを送信元として選択する事も出来ます。


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